くろまめ雑記帳

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支援級に体験に行きました(小1来年度から支援級に転籍予定)

こんにちは。

 

くろまめです。

 

小1の娘まめこちゃん、支援級体験に行きました

母は校内で待機です。

待つ部屋は寒かったのでダウンで行ってよかったです・・。

 

まめこちゃんが体験するのはいわゆる情緒級です。

 

初めての支援級、見学のときも緊張していましたが体験当日もかなり緊張していた模様。

 

その日は身体の大きな男の子が始終唸り声を上げていてとても怖くてたまらなくて10分ほどで保健室へ逃げ帰ってしまったという娘。

 

帰宅してからも

「怖かった・・・。」と泣きじゃくっていました。

 

 

「どうする?。

自分にピッタリの場所はどこにもないよ。

みんなどこかしら少し少しの我慢をして互いに合わせているんだよ。

ピッタリの場所ではなくて普通級と支援級とどっちがマシかな、くらいでまずは比べなさい。

自分で合わせようって気持ちはとっても大事よ」とお話しました。

 

するとまめこちゃんは

「支援級のほうがずっといい。」と唇を噛んで言いました。

 

雑然とした集団が苦手な娘です。

 

ざわざわとしていると何も聞き取れなくなり、そのせいで他の子に誤解されたりとトラブルは多かった模様。

 

他の子は悪気もなくて助言のつもりで言っている事も娘にしてみれば良い方がきつすぎて怖くてたまらないなど言語力が乖離している子ならではの不安感も大きかったようです。

 

支援級体験二日目は笑顔で帰ってきました。

昨日は唸り声を上げていた子がこの二日目は落ち着いていてまめこちゃんがわからないことを優しく丁寧に教えてくれたのだそうです。

 

まめこちゃんは

「大変失礼ながら、今まで人は見た目が全てだと思っていました。

でも違ったわ。

怖そうに見えていたけれどお兄さん今日はとても優しくて驚きました」と話すまめこちゃん。

 

 

更には

「あまり喋らんお姉さんいるんやけど、そのお姉さんの作ったものがとても独創的でユニークで。なんかユーモアがあるんやって私思ったわ。面白い子なんやなって。

言葉は発しないけど心のなかにとても豊かなものがある方なんやなって、私はわかりました」とまとめるまめこちゃん。

 

私が

「体調がすぐれないときって誰しもイライラしたりトゲトゲになったりってあるよね」と話すと娘は

「ああそうか。うなっていたのは調子が悪かったのやね。

調子悪いと表に出ちゃうって私と同じやな。

表現が違うだけでみんな同じなんや」と総括していました。

 

「支援級、私が思っていたよりもずっといいところかもしれないな。

私は支援級で頑張っていこうと思います。

勉強もその他のことも」と決意を述べるまめこちゃんでした。

 

支援級体験三日目

この日が最終日でした。

 

初日にうなっていた子ではない子が大声をあげて苦しそうにしていたと報告してくれたまめこちゃん。

 

怖かったけど読書に集中するようにして30分ほど過ごせたようです。

 

「体調が良いときはお話してそうでないときは少しそっとしておいてあげれば良いのかなって思いました」というまめこちゃん。

 

支援級の子たちはみんな表現がそれぞれあって、一般的な表現ではない子が多いけど心根は優しかったり思いやりがあったり面白かったり素敵な所がいっぱいあるのだと娘に教えてもらった3日間でした。

 

 

今の普通級について思うこと

 

今の普通級はよくも悪くも均質的で、粒が揃っていないと居づらいというのがあるとカウンセラーや心理士さんなどから聞いていましたが、そうかもしれないなと思いました。

 

昔の40人学級のごちゃごちゃが逆に先生の目が届きすぎなくて自由度が高くて安心できたり、子供たち同士のやりとりを活発化させ独自におさめていくそういうスタイルがあったのだなと思いました。

 

それは悪くなかったんじゃないかと私は思いました。

 

公立校に通わせていますがそれは色んな人と出会ってほしかったから。

娘に世界は広いんだって知ってもらいたかったからなんですよ。

 

そういう観点からみると支援級は少人数ではあるけど、色んな子が居て本当に素敵な場所だと私は感じました。

 

もちろん普通級であっても色んな子がいるんですが、はみ出してしまうような子は今は支援級へ、という時代のようです。

 

私は型にはまっていればいいとかそういう事は思っていません。

 

普通であれとは元より思わない。

 

それぞれに魅力的であれと、子供たちを見て思います。

 

短所が魅力であることを、人は苦手を互いに補い合いながら想い合いながら生きていくのだと言うことを私達も忘れてはならないと思いました。

 

より大きく魅力的になっていく娘やクラスメイトを来年度からも見守りたいです。