くろまめ雑記帳

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着物に親しんで大きくなってほしいという親の気持ち

こんにちは。

 

小1、まめこちゃんの母のくろまめです。

 

娘にリサイクル着物を着せるのが生活の中で楽しいことの一つです。

 

中古というよりも大正時代のものですのでもはやアンティークですね。

 

華やかな着物の黎明期が大正時代ですがその時期の訪問着と帯を娘に購入したのは以前書きました。

 

 

着物二枚と黒繻子の帯一本で一万五千円ほどだったと思います。

 

訪問着なので帯の格としては袋帯が妥当でしょうか。

 

子どもの帯ってどうするの?と悩んだ私。

 

子供にも袋帯?。

 

ちょっと重量があり過ぎて着崩れそう。

 

名古屋帯、これまたお太鼓ってなんか変。

 

一生懸命考えました。

 

そして七五三の作り帯をよくよく観察・・・。

 

半幅帯を作り帯にするか、変わり結びにすればいいのかも!!!。

 

ひらめきました。

 

たまたま猫の柄の半幅帯があり、しかも銀糸が入っていてかなり華やかです。

 

これは使えそう!!!。

 

盛り上がるくろまめです。

 

これでお太鼓風でもいいしとにかく結んでみよう!!!と思いまして早速着せ付けしてみたんですよ。

 

色々と頭を絞って、ふくらすずめ風に結んでみましたよ。

 

うんうん、いいかも、いいかも!。

 

朱色の乱菊模様の訪問着に紺地に銀糸の帯が映えてます。

 

こちらの訪問着は紋無しなのでおしゃれ着と言うか目上の人にお会いする時に活躍しそうです。

 

もう一枚は一つ紋の古典柄なので初詣などに使う予定で肩揚げなどの準備をしています。

 

たまたま七五三の関係で私の実家から借りている襦袢を使用していましたが子供用の襦袢を購入することに決めました。

 

Sサイズの襦袢を直すことも考えたのですが、肌に当たるものなので日本製の物を考えています。

 

ジュニア襦袢を二枚と半衿刺繍を二種類購入予定です。

 

それにしても新品に着物ってカジュアル着でもなぜか高いですよね。

何ででしょうか。

 

数売れないからなんでしょうか。

 

リサイクル品で揃えるのには理由があります

 

一つは資金の関係です。

 

それ以上に大きいのは長く使われているものを大切に引き継ぎたいという気持ちです。

 

誰が着ていたかわからないもので、百年近く前のものなどですし使用感も傷みもあります。

 

そういう物を我が子に着せる?とか思う人も多いと思います。

 

親戚のお下がりならと思う人も多いかなと感じます。

 

そのへんの感覚は人それぞれですが、私はそもそもに日本ってリサイクル・リユース・レンタル文化の国だと思っていてそれがいわゆる「もったいない」っていう感覚で現代に言葉としても残っているのかなと思います。

 

いま断捨離という言葉が流行っていますが、捨てればいいではなくて大事に最後まで使って物の生命っていうのかな、そういう魂みたいなところって大事にしてあげたいなあって思うんですよね。

 

そういう風にするにはやはり物の材質や手入れやら補修やらを自分なりに学んだり考えなくてはいけないということですよね。

 

頭を使わないと「もったいない」の精神って保持できないものだと思うのでそういう学ぶ気持ちを私は今後も大事にしていきたいと思っています。

 

娘にもそういう日本の「もったいない」の心を大切にして大きくなってもらいたいです。