こんにちは。
くろまめです。
卒園式まであと僅かとなりました。
半年以上娘の様子を案じて話を聞き取ろうと努めてきました
よく、不登園や不登校の際は家では構わず園の方が楽しいと思わせよう!みたいなのあるけど違うと思ったのでお伝えしたいです。
半年以上かかり、実は年長さんの4月から集団いじめがあったことを娘が告白してくれました。
娘は
「みんなの悪口になってしまう。
親や先生に心配かけたくない。
自分が我慢すればいい。」
などと思っていたようです。
私は半年以上ずっと
「まめこちゃんのことが大切だよ。
あなたのことを必ず守るよ。
あなたを守りたいから困っていること心配なことがあればどんなに小さなことでも聞くよ。
そしてまめこちゃんを助けるよ。
必ず必ず、あなたを助けるよ。
私達はまめこちゃんの親だから、親は子を守るためにいるから。
親に迷惑と思って我慢してはいけないよ。
あなたを守れないなんてあってはいけないことなの。
必ず、お母ちゃんが守るから本当の事を話してほしいの。
あなたの味方だから、絶対にまめこちゃんを守るから。
お母ちゃんの命に変えてもまめこちゃんを助け出すから。
お願い、勇気を出して本当の事を言ってほしい。」そういう感じで、愛を語り。
お休みしてしまった日は責めずにお話をよくよく聞いて、優しく接し続けてきました。
甘くて駄目な親だと周りには思われていたかな。
でも、娘を救わなきゃって普通に思うじゃないですか。
ここで守れなかったら、今後も助けるということをさせてくれないわけで。
信じてもらいたいから、がんばりました。
私も辛かったけど、命がけで向き合い続けてきました。
そうしたら、少しづつ娘が信頼を強くしてきているのが伝わってきて。
このタイミング!、っていうのを逃さずに「具体例と具体的な人数」などを聞き取ることが出来ました。
まめこちゃん、すごくすごくがんばりました!。
えらい!。
朝一番に担任と三者面談し、クラス全体での話をしてもらうように依頼しました
具体的な話があまりにひどいので親子も先生も死にそうな顔だったに違いありません。
この話が真に迫ったものだったために、心当たりのある子も少し保身に回りかけていた担任も涙した話し合いだったようです。
他にもいじめの被害者はいて、その子達も涙していたらしいです。
言い出すことができた娘の勇気
私はその勇気を褒めて、ありがとうと感謝を伝えました。
「まめこちゃんの勇気が先生を動かして、そのお話が皆に伝わって皆にすごく良い影響を与えましたね。
他のいじめられていた子もあなたは救ったのよ。
あなたの勇気が皆をより良い方へ導いたよ。
本当にすごいことしたのよ!、立派だった!。
卒園式までの時間、皆で楽しく集えるね。
それはあなたの勇気がまずはあったからよ。
そして先生が本気で皆を愛していて、一生懸命になってくださったから。
あなたも先生も、お話をきちんと理解できたみんなもすごいよ。
これで皆で「カッコいい小学生」になれるよね!
まめこちゃん、ありがとう!!!」と母は娘に話をしました。
担任とも話をして労いの言葉を掛け合い、また大人同士も泣きました。
担任も保身に回りかけていた気持ちを打ち明けて謝り泣いていました。
正直で良い先生だと感じました。
以上は、大人の本気は子供に伝わるというお話でした。
その日以後、娘は園舎に駆け込んで入っていくようになりました。
もとに戻った!、分かりやすいまめこちゃん。
家に帰り、報告を終えてから、仏壇の中にいらっしゃるおじいちゃんに「ありがとう」と手をあわせました。
この体験は何よりも大きな贈り物だと思いました。
「自分の勇気が皆を動かした」という成功体験です。
逆境を味方につけられるかは本気さ次第というのもあるかもしれないなと一息ついて思うくろまめです。