アスペルガーママの子育て奮闘記

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障害を持った人が幸せな結婚をするために必要だと思う事

こんにちは。

 

アスペルガーママのくろまめです。

 

出会ってから早や5年、結婚生活は四年目に突入する障害者同士が夫婦の我が家

 

障害者同士のカップルで結婚まで至るというのはね、意外と少ないし難しい。

 

あまり、良い言い方じゃないかもしれないけど「自分に出来ない事をしてもらおう」と考えてしまっている人が多いから。

 

適切じゃないかな、気分悪くした人いたらごめん。

 

健常者同士でも自分に無い物や自分より優れている一面に惹かれて・・・というのはあるでしょう。

 

それはもちろん普通。

 

別に相手に求めても良いよ、でも自分が相手に何をできるかを常に考えていないと。

 

お互いを一生支え合うのが結婚だと思う

 

私の夫は

「愛とは忠誠心みたいなもの、変わってはいけないし変えてもいけない。それが出来ないなら安易に好きとかましてや結婚したいとか言うべきではない」

と交際時もよく言っていました。

 

当時は

「誠意ある発言だな、真面目やな」

としか感じず気に留めていなかったのです。

 

産後鬱により夫は育児休暇を取得、一年半恩恵を賜りました

 

夫は家事は何でもござれな人です。

 

とっても家庭的。

 

でも考え方はとても保守的で

「男は外で働き女は家庭を守る」

と公言する人です。

 

育休なんて制度、会社にとっても経済的にもメリット無くない?と普段は言っていました。

 

要は女の人の社会進出で水準を合わせるために男性の賃金が下がっている事や、優秀な女性が多いことでボンクラ(夫の表現です)の男性が仕事に就けないという事がある、これは害悪でしょうというのです。

 

女性の社会進出よりも、男性に雇用機会を振り分けて賃金を上げて周りがお世話してでも結婚に向かわせて「男が女を養う」スタイルの方が良いと主張します。

 

そこまで主張していて、育休申請とは・・・。

夫よ、ごめんね。

 

そう、事は深刻で・・・。

行政が娘を保護かという騒ぎになるレベルの産後でした。

 

夫の会社は民間の小さい規模の会社です。

ちょっとした工場ですね。

 

夫はそこの雑務を障害者枠で行っています。

 

しかも正社員ではありません。

 

でも上司は動いたんですよ、動いてくださったの!。

社長に直談判したと聞いています。

社長さん、普段から夫を良く構う優しい人です。

 

一年でも二年でも待っているから!、奥さんを支えてあげてと上司さんに激励のメッセージを持たせ・・・お祝い金を懐から出してくださったようです。

 

上司さんは育休の途中も様子見にいらっしゃりました。

とても感激しました。

 

法定雇用率がどうとかの問題じゃないですよね、会社として従業員をその家族を守ったのです。

 

普段から夫があまりにも一生懸命だったのを皆さん耳にしていたみたいです。

 

「くろまめちゃんが出来ない事は僕が全部して、絶対に幸せにする」と夫が言っていたのは夢や理想論では無かったのです。

 

結婚に一番大事な事

 

それは覚悟と忍耐だとおもうのです。

 

それが「愛」には含まれていると思うのです。

 

障害のある人でもない人でもそこは同じ。

 

人生は決断と忍耐の連続です。

 

大変なことは独身時代より格段に増えます。

でも愛する人を生涯護るとお互いに思える人に出会えたら、結婚したらいいですよね。

 

それは運命ですからね。

 

社会の皆様からの暖かい恩恵にとても感謝しております

様々に制度があります。

 

日本は世界有数の福祉国家です。

これを支えるのは経済力と国民の意識の高さ、優しさです。

 

私は日本人として生まれて本当に誇りに思っています。

これだけ同胞を思いやる国は他にないでしょう。

 

娘には健康で祖国に貢献できる人間に育って欲しく思っています。