アスぺさんの独学力は?。
こんばんは。
くろまめです。
子育ってって本当にお金が要りますね。
私の実家は比較的裕福でしたので習い事も本もおもちゃも、その他の様々な体験も沢山与えてもらいました。
くろまめ家の家計では同じことはまず不可能です。
習い事は多分させられないし、本は図書館を利用しましょうって感じですし、旅行にも外食にも頻繁には連れて行ってはあげられないでしょう。
それを思うと最近少しモヤモヤとしていました。
親がしてくれていたことは当たり前では無かったことに気づき落ち込んでいました。
でも、気づいたことがあるのです。
私の中で一番身になっている事って習い事とかではないのですよ。
勉強は大好きで小3の段階で高1相当の学力と診断されたわけですが、まあ特別な事は何もしていなかった。
大量の本のほとんどは小学校に入ると廃品回収を手伝い許可を得て持ち帰らせてもらったり、図書館も学校以外に地区のものも利用。
それでも本が好きすぎて学校の図書館では物足りなくて、父の書斎にある専門書を物色。
その過程で近隣の子供たちにお勉強を教えたり、読み聞かせの会を開いたり・・・。
お金をかけない活動の方が案外充実しているじゃないか・・・!と気付いたわけです。
また、朗読が得意だという話も広まり、小さい集まりや発表会などでの司会進行補佐などのお仕事を頂いたりもしました。
ボランティア仕事の域を出なかったので、何の自慢にもならなくて寂しいですが教え子たちや関わった人が幸せにしているのを聞くのが最近の楽しみです。
特にお勉強を見ていた子たちはその後ほとんどが国公立大学に塾無しで進んだと聞いています。
私が見てあげれていたのはせいぜいが中一くらいまででした(私が体調を崩したため)。
私の存在自体はその子たちの人生にはさほど影響はないでしょうけど、それでもかわいがっていた子が一人前になったというのはジーーンと胸に来るものがありますね。
私自身は体調が悪化し目標は遂げられませんでしたけども、本当に幸せです。
周りの○○のエキスパートとか名人みたいに言われている知人たちも大抵が独学で学んでいます。
洋裁が得意な子もプログラミングが得意な子も語学にたけている子もだいたいそうです。
ある程度の環境を与えることは確かに大事ですが、それ以上の事はその子供が自ら切り開いていきます。
少なくとも私にはそう見えるのです。
親に出来ることはその芽を潰さずに見守ることと待つこと、それだけなんじゃないかな?。
そんな気がする今日この頃です。
読んで下さってありがとうございました。