こんにちは。
アスペルガーママのくろまめです。
娘がバイオリンを三歳九か月で始めてもうすぐ四カ月目。
娘は認定こども園に通う年少さん。
多動まで行かないけど非常に活発で多弁な一瞬、バイオリンと縁の無さそうなプロフィールの子。
中々、練習ははかどりません。
まず、反抗期が終わってなかったので^^;。
それはそれは大変でした。
何で習わせたの?、と皆さん言うかもしれません。
娘の熱意に根負けした形なんです、それでも練習と楽器とまだ相関性が分からない年齢。
練習したら弾けるようになると言われてもピンと来ないのもまあ普通でしょう。
最初はレッスンに通って毎日バイオリンを持ってご挨拶の練習、だけでした
これだけでも結構な労力が要りました。
第一次反抗期って壮絶・・。
無理強いせず。
娘が練習しない日はお母ちゃんが代わりに練習。
わざわざ聞かせたり見せたり気を引くようにしていました。
カレンダーにシールを貼るとかそういうものは効きませんでした。
練習してシールまで貼らせて!と余計に怒らせてしまって一週間で撤収。
そうこうしているうちに反抗期も抜けてきて気付けばイヤイヤですが練習をするように。
二ヶ月経つころには
「少しなら」と自分から練習を言い出すようになりました。
そしてここ数日で練習の内容も変化して来ました。
自分から「次は構えです」順序良く練習。
「次は持ち方、これで良い?。もっとこっち?」と質問も出る様に。
「今日は練習まだしてないよね」と催促する事も。
褒められて上達してきたことが感じられるようになってきたようです。
今日は初めてリズムを合わせて音を弓で出せました。
本当に小さい事なんです、でも大きな一歩。
今までは自分の好き勝手に弾くのが心地よかったのに、今日は私が
「『タカ、タカ、タカ 』のテンポで弾くよ」と言えば、その通りに集中してがんばっていました。
ちょっと涙腺が緩みましたね、お母ちゃんは感激です。
そういう小さい事だけど成長を感じられるので楽器はお勧めの習い事の一つです。
親がついてないとダメで大変と人は言うけど、こんなにも子供の成長がダイレクトに伝わってきて嬉しいとは!。
これは子育ての醍醐味ですし、娘がバイオリンを始めて良かったと思いました。
最初は大変なのは他の習い事以上だと思います。
親が音楽経験が無いと「本当に弾けるようになるのか?」と辛くなってしまうと思うのです。
どういう過程を経て弾けるようになるかなんて知らない人からしたら最初の練習は子供にさせてもどういう意味があるのかと悩むんじゃないでしょうか。
それくらいやっている事は単調で地味です。
そういう地味な事を大事にやっていけるというのも、大事な能力だと思います。
また親として子供を信じることの大切さを痛感する日々です。