アスペルガーママの子育て奮闘記

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能力を見切ることもまた能力

こんにちは☆。

 

アスペルガーママのくろまめです^^。

 

今日はちょっと暗いお話です、余裕のある方はお付き合いくださいませ。

 

まめこちゃんが産まれる前は「手作りのお洋服着せて・・・」とか妄想しまくっていました。

 

 

動作性低いから、布裁つのが致命的に下手で洋裁は小さい頃から苦手なんですけどね。

苦手が多い割に何でも作ってみたい!、やってみたい!というたちでして・・・^^;。

 

親にはいっぱい色んな材料を買ってもらいました。

 

手芸もよくしたけどお料理も好きでした。

好きと上手は全くの別物ですけどね・・・。

 

 

好きな事をすればするほど自信が無くなっていくのでした^^;。

手芸もお料理も華道もピアノもどれも下手なんだけど好きですねえ(しみじみ)。

 

今日は習っていたピアノのお話がメインです。

ピアノは動作性の関係で10年やってもバイエルが終わらず・・・。

毎日きちんと練習したのに、全く練習しない妹の方がはるかに上手いという有様。

 

 

そんな人もいるんですよ。

「才能ないから・・・」とか安易に使わないでくださいと時々思う・・・。

興味を持てるとかモチベーションを持続できるのも才能だと最近気づくようになったのですよ。

 

好きという気持ちが最初の才能ですよね。

その気持ちを持続させるには元々の知能と環境が大切です。

 

知能に問題のある子はなかなか物事を継続させるのが難しい子が多い印象です(私の狭い世間でですが)。

そういう子には無理させなくていいのですよ。

その子が楽しいと思える範囲内でやれることを見つけてあげたらいいと思います。

 

続ける事が大事と両親に言われて育ちましたが、能力のない事を早めに見切ることも大事です。

 

 

人生は短いので苦痛な上に花が咲かない事に時間を費やすのは余りお勧めできません。

 

もっとも、世の中に無駄な事と言うのは案外無くて・・・。

ピアノは弾けるようにならなかったけど、がんばる人を応援する気持ちは誰よりも強くなりましたし、教育上マイナスでもなかったかな。

 

 

親に「このピアノは70万したんだ!」とか言われて毎年その値段がつり上がっていき精神的に酷かったですけど・・・。

 

子供を脅して練習させたり通わせることはトラウマになるのでやめましょう。

未だにピアノは好きですが、突然クラシックの演奏が始まるとフラッシュバッグでパニック状態になるのです。

過呼吸も起こしますよ、街中の音楽イベントは辛いです。

 

私とピアノの関係は複雑ですが、変な続けさせ方さえしなければピアノは心地よいものです。

 

ちなみに娘にはピアノは習わせない予定です。

 

なんか暗くて申し訳ない。

 

ピアノの先生は非常に優しい先生で、辞めるときに「くろまめとしろまめ(妹)どっちが才能在りましたか?」というトンチンカンな質問をする母にたいして「くろまめちゃんのピアノ大好きでしたよ」とお答えくださったのです。

 

妹の方が上手いのに、私を褒めて下さったことは忘れません。

 

弾けない事に悔しがっていたのは私だけでは無かったのです。

ピアノの先生もまた、「こんなにピアノが好きなのにな」と見て下さっていたのだと分かった一コマでした。

 

良い先生との出会いがあったからか未だに、ピアノが好きです。

・・・先生とピアノが好きです(言い直す!)。