医学生のおねえさんとの思い出について懐古してみたいと思います。
いやあ、このおねえさん超優秀な人で・・・。
塾無しでZ会だけで国立大学医学科にストレート合格した才媛。
しかも、ピアノも弾けて料理も上手でバスケットボールも得意で・・・。
それでいて闘病中の私と家庭教師のバイト先で知り合ってから(要するに先生をしてもらっていました)家庭教師を辞めてもずっと励まし、ご飯などに連れて行ってくれた心の恩人、もとより色んな意味で出来た人。
おねえさんは家の経済状況が悪かったため東京大学は「上京させられない」という話で諦め、地元の医学科にスパッと合格しました。
彼女は小遣いももらっておらず、それどころかZ会の費用さえ自身のアルバイトでまかなっていました。
私となぜ長く過ごしてくれたのか医者になる前に聞いたんですよ。
「くろまめちゃんが寂しそうだったから。お話でも聞いてあげたかった」って言うんですよ。
月に二回も家に迎えに来るまで来てくれて帰りも送ってくれて。
向こうから「くろまめちゃん。美味しいお店見つけたから行こう!」って誘ってくれるんです。
医学科生だから「超」忙しかったはず。
でもそんな彼女から「忙しい」という言葉は一度も聞いたことがありません。
どんな時でも他人を気遣い本当に優しかったおねえさん。
ずっと私の憧れです。
まめこちゃんに名付けるときそのおねえさんから一字もらおうとして、畏れ多くなり音だけ一つ頂きました。
おねえさんありがとう。
今の私があるのはおねえさんが大学6年間私を何の見返りも求めずに支えて下さったからです。
今でも尊敬しています。
今はもう会えないけどずっとおねえさんが好きで大好きで。
応援しています。
この心、届きますように・・・。